個性豊かな3人のお子さんを持つ鈴木さん。長男陸聖(りくと)くんの留学開始から8年、2020年3月から閉まっていたニュージーランドの国境が開き、2022年7月ようやく3男の海聖(かいと)くんが出発しました。
3人のお子さん全員を無事ニュージーランドの高校に送った鈴木さんですが、準備段階ではなかなか思うようにいかないこともあったそうです。その貴重な留学実現までの体験を親御さん目線で語っていただきました。
留学先の学校はこちら>>>マフランギカレッジ(ニュージーランド)
【お母様へのインタビュー】
A1:いいえ、そのときは次男と三男の留学は視野に入れていませんでしたね。まずは陸聖を留学に行かせることを考えていました。
留学は本人が行きたいかどうかが一番大事だと思うので、小学6年生のときに陸聖に「留学行ってみない?」と聞いてみたのですが、本人は英語に自信がなくて最初は怖がっていました。中学進学を考え始めたとき、そのまま公立中学に上がってもよかったのですが、今の環境を変えてみたいと思うようになり、国内の中学校を調べて、そこに行こうかと進めていました。
でも、小さい頃から習っている英語が続けられなくなるのがもったいないので、やはり留学に行ったほうがいいと考え直し、私自身のオーストラリア留学の体験談も話しつつ、本人にどちらに行きたいか考える時間を与えました。その約1か月後、陸聖が「留学に行きたい」と言ってきたので留学を決めました。
やはり本人の気持ちが一番大事なので、本人のやる気がでてきてよかったと思います。
A2:陸聖は友達と離れて、一人でも大丈夫な性格ですね。楽しみでもあったと思いますが内心、留学はドキドキだったと思います。でも比較的一人でも外に出ていく性格なので、私はそんなに心配していなかったです。
反対に、次男の陽聖は小さい頃から甘えん坊で、とても繊細な子だったのでとても心配でした。陽聖は日本の学校で嫌な思いをすることがあったので、公立中学にそのままいくよりニュージーランドに行ったほうがいいかも、と思っていたところに陸聖が「陽聖はこっちに来た方がいいよ」と言ってくれたので、陽聖も安心したのか、行く気になってくれました。
そして、一番心配したのが三男の海聖ですね。海聖は心配性で、マイナスに考えてしまう性格なので、とにかく盛り上げて留学に興味を持たせるようにしました。
A3:陸聖のときが私にとっても初めての留学だったので、私自身知らないことにチャレンジしている状態で、アドバイスもできなかったですね(笑)とにかく無事にニュージーランドに到着して、学校のスタッフさんに会えるまで心配していました。でも現地に着いてからの生活はほとんど心配していませんでした。
陸聖が高校2年・3年のとき、なんと優秀者として表彰され、表彰式に招待していただき、ニュージーランドに行ってきたのですが、そのときにお世話になったホストファミリーにも直接会うことができてとてもいいファミリーだったので、普段の生活には不安は感じませんでした。
陽聖、海聖のときは、私も少し慣れたのか、無事に現地に着いてくれればいい!とだけ思っていました(笑)。
A4:陸聖は1年かかりましたね。現地に到着して3ヶ月後に会いに行ったのですが、ほぼ日常会話はできていましたが、まだ必死な感じがありました。余裕がでてきたのは、1年ほど経ってからだと思います。
陽聖も同じくらいですね。陽聖は1年経ったときに、ホームステイを変えるタイミングがあったのですが、新しいホームステイになるとまた1から生活のベースを作らなくてはいけなくて、勉強しながらだとそれが難しいようだったので、慣れたホームステイ先にそのままいさせてもらい、勉強に集中できるようにしました。
海聖は2020年に出発予定でしたがコロナの影響で出発できず、それから2年半ようやく出発できるようになりました。日本にいる間はニュージーランドの高校がオンライン授業をやってくれていたし、課題もたくさんでていたので、日本で準備ができたのが長男・次男とは違う点ですね。あと、出発時の年齢も上2人のときと違い、中学3年生の歳で渡航するので考え方や大人との関わり方も違うかもしれません。
A5:すごく感じました!まず先生がとてもフレンドリーで、学生との距離がすごく近くてなんでも話せる関係性ですごいなと思いました。廊下で会ってもお互いに「ハーイ!」って挨拶していたり、授業でも困ったことがあったら相談しやすい雰囲気でした。留学生とローカルの生徒を分けることなく平等に接してくれたと思います。
また、高校では選択科目授業があるので、早い年代から自分の得意分野や将来仕事にしてみたい職業などを見極められる機会がありました。そこで得意分野や興味のある分野が分かれば大学もその分野を選択することができるので、とてもいいと思いました。
A6:陸聖は、ニュージーランドの大学に進学しました。英語はネイティブ並みに上達しましたし、中学~高校の6年間、つらいことも経験して精神的に強くなったことですね。あとは親元を離れて暮らしていましたので、問題が起きたら自分で考えて解決方法を見つけて、自分で対応できるようになったところが成長したと思います。
陽聖は、日本の学校に行っているときは学校が嫌ということがありましたが、今では全くありません。精神的に強くなったと思います。今高校生ですが、ホームステイ先でお手伝いも率先してやったり、いろいろなことに気づいて自分から行動に移したりしているので成長したな、と感じますね。
A7:正直な話、モチベーションは保てなかったです(笑)コロナで出発できなくなりましたが、すぐに行けると思っていたので当分国境が開かないとなったときには落ち込みましたね。
代わりに地元の中学に行こうかと迷っていたときに、ニュージーランドの学校はオンライン授業をやってくれることになり、どうせ行くならオンライン授業を頑張ろう!ということになり、オンラインで週2回、朝9時か10時から1時間~1時間半授業に参加しました。授業がないときは課題をひたすらこなす、という形でした。はじめは英語だけでしたが、後半は数学、グラフィック、科学などの教科が増えていき、飽きずにできたと思います。
A8:2年半、日本で耐えてきたのでとにかく楽しんでおいで!という感じです(笑)。あと、アルバイトがしたいと言っていたので、英語を頑張ってアルバイト頑張ってきな!と思っています(笑)
車関連の仕事が興味あるようで、エンジニアとかがいいのかなと思っているようですが、本人がやりたいものを応援します。海聖はゲームやプログラミングに興味があるので、もしかしたら将来その方向に進むかもしれませんね。
A10:親子で同じ気持ちを持つことが大事です。親だけが留学に行かせたい、子供だけが留学に行きたい、という状態だと難しいのでお子さんが留学行きたいと言ってきたら、まずはお子さんの話を聞いていただき、ぜひ応援してあげてほしいなと思います。
ウインテック留学センターは「海外でこれがやりたい!」という留学生を応援している留学エージェントです。高校留学のご相談を随時承っております。
~お子さんの高校留学中の写真~
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