海外の中学・高校への正規留学には、主に3つのスタイルがあります。それぞれの留学形態には、目的や取得できる資格が異なります。
これらの留学スタイルには、それぞれの魅力がありますが、外国人留学生を受け入れる学校の枠は限られています。そのため、「留学準備を始めるのが遅かった!」と後悔しないためにも、1年以上前からしっかりと情報収集を行い、計画を立てておくことが重要です。あなたの留学の夢を実現するために、早めの行動が成功のカギとなります。
海外の高校卒業留学の特徴と進学のメリット
海外の中学・高校留学の中で、最も一般的な方法は卒業留学です。このプログラムは、海外の高校を卒業することを目的としており、卒業後にはその国の大学や日本を含む世界各国の大学へ進学する資格が得られます。
海外の高校を卒業した後、日本の大学に進学する場合、帰国子女枠やAO入試枠を利用できることもあります。これにより、海外での学びを活かしながら、スムーズに進学を果たすことが可能です。
将来的に世界トップレベルの大学への進学を目指している方には、**国際バカロレア資格(IB)**を取得できる学校もご紹介しています。この資格は、国際的に評価される教育プログラムであり、大学進学の際に大きなアドバンテージとなるでしょう。
スタディアブロードは、日本の学校に籍を置いたまま、海外の学校に1学期から1年間留学するプログラムです。この留学スタイルの最大の特徴は、現地の学生と一緒に授業を受けることで、英語や文化、現地生活を豊かに体験できる点です。
スタディアブロードは短期から中期の留学であるため、卒業留学と比較して費用を抑えることができます。ただし、現地で取得した単位が認められるかどうかは、在籍している学校の方針によって異なるため、事前に確認が必要です。
このプログラムを利用することで、海外での学びを通じて国際的な視野を広げることができると同時に、自国の学校に在籍しながら留学生活を楽しむことができます。
異文化交流を第一の目的とするプログラムで、アメリカの公立校に通い、ボランティアのホームステイ先に滞在する交換留学。アメリカの文化、ホストファミリーやコミュニティー(地域)を尊重し、学ぶ姿勢が大切になると同時に日本代表の一人として日本文化の素晴らしさをアメリカの人々へ伝えるという役割も担います。いわば日本の大使として渡航することになります。英語力が必要だったり、留学先が選べないなどのハードルもあるため、渡航の2-3年前から英語力や成績を高めておく必要があります。
日本には私立と公立がありますが、海外の中学・高校にはどんな種類があるのでしょうか。基本的には同じで、私立と公立に分かれます。それぞれの特徴をみていきましょう。
ボーディングスクール(全寮制スクール)を含む私立の中学・高校は、英語でPrivate School(プライベートスクール)と呼ばれます。
これらの学校は、校長の教育方針や経営理念に基づいて、カリキュラムや課外活動、募集要項などが定められており、各校の独自の特色が色濃く反映されることが特徴です。
私立学校は、学校規模が小さなものから大きなものまで多様であり、それぞれの学校が持つ雰囲気や教育環境は異なります。内気な学生や自分から積極的に話しかけるのが難しい方には、小規模でアットホームな学校を選ぶことをお勧めします。これにより、より個別のサポートを受けやすく、安心して学ぶことができるでしょう。
ただし、公立校と比較すると、私立学校は留学生の比率が格段に高くなる点に注意が必要です。この点を考慮しながら、自分に合った学校選びを行い、充実した留学生活を目指しましょう。
公立校とは、その国や州の行政機関から資金を受けて運営される中学・高校のことです。
これらの学校は、地域に住む人々のために設立されており、生徒の学力はさまざまです。多くの公立高校は生徒数が多く、規模も大きいため、積極的に先生に質問したり、クラスメイトに話しかけたりする姿勢が求められます。このため、日本にいるうちからコミュニケーションスキルを磨く準備をしておくことが、成功のカギとなります。
私立学校とは異なり、公立校は国から運営費が支給されているため、授業料は比較的リーズナブルです。この点は、留学を考える際の大きな利点となります。
公立校での留学を希望する場合、事前に学校の環境や文化を理解し、積極的に学びに臨むことが重要です。充実した留学生活を送るために、しっかりと準備を進めましょう。
日本では全員が同じレベルを目指すことが基本的な教育方針となっているため、学校生活や部活動を通して協調性や連帯感が育まれます。一方でグローバル化という面では欧米諸国に後れを取っており、人種や宗教、文化などのバックグラウンドの違いに苦労するご家族が後を立ちません。それでは海外の教育現場はどうでしょうか?国ごとの特徴をご紹介します。
公立中学・高校とはその国(州単位の国もある)の行政機関からの資金で運営する学校のこと。いわゆるその地域に住む人々のための学校で、生徒の学力もさまざまです。
多くの公立校は生徒数も多く、規模も大きいので、積極的に先生に質問したり、クラスメイトに話かけられるように日本にいるうちに準備しておくことが成功のカギです。
私立とは異なり、国から運営費が出されていますので授業料が比較的リーズナブルといえます。
オーストラリア・ニュージーランドはイギリス系教育の影響をたぶんに受けつつも、そのおおらかな国民性から来る明るさを存分に発揮した教育が特徴。自由ななかにあって「勉強は勉強」と割り切っているだけに試験結果で進級が決まる厳しさがあります。
日本との時差がほとんどないためご家族と連絡が取りやすく、治安が良いところもオセアニアが中学高校生の留学先として人気が高い理由に挙げられます。
ジュニア層の留学先として古くから人気が高いのがイギリスです。
昔からドイツ、スイス、スペイン、イタリアなどヨーロッパの非英語圏ジュニアたちが、ご近所イギリスに英語を学びに来たからです。
なにしろ飛行機で1〜3時間、鉄道で一本、という近さです。英語を身につければヨーロッパでは就職の幅がグッと広がるだけでなく、留学はヨーロッパ圏内における人脈作りにも一役買うわけです。
イギリスは紳士・淑女の国。 低年齢のうちにマナーを身につけられるのも魅力のひとつ。自由さ・活発さを残しながら、礼儀・エチケットを重んじるのもイギリスならではです。
古くからヨーロッパ・アジアの良家の子女が、幼少期から国際化教育を受ける目的でスイスのインターナショナルスクールに入学してきました。言語教育に熱心なスイスでは母国語であるドイツ語・フランス語に加え英語の授業も充実。同時に、世界を牽引するエリート育成も視野に入れ、マナー教育・社会常識・政治・経済に至るまで総合的な教育を受けられます。
お子様の性格、目標、将来の夢、親御様のご要望を踏まえて、専門カウンセラーが留学プランをご提案します。
デリケートな年代だからこそ、有意義な海外留学にするためにさまざまな心構えをお話しいたします。実際に高校留学経験者が担当しますので先輩として疑問や悩みなど一緒に解決していきますのでご安心ください。
有意義な留学を実現して頂くために、留学の心構え、語学の勉強方法、海外生活での注意点、親御さんとの連絡方法などオリエンテーションで、丁寧にご説明します。文化の異なる国に行くわけですから、不便に感じることがあります。事前にしっかり現地の生活様式、学校ルールなどを理解して渡航することが大切です。ご家族でご参加ください。
渡航後にホストファミリーやクラスメイトとスムーズにコミュニケーションがとれるように、日本にいるうちから英語のブラッシュアップをしておかなければなりません。また、交換留学を希望の方は、ELTiSという英語の試験を受け、基準スコア以上を取らないといけないので、やはり英語の勉強は今から始める必要があります。
しかしながら、普段の学校の勉強や部活などで忙しくて、なかなか留学のための英語を勉強する時間がない、という学生さんが多いのも現実。そんな方のために自宅にいながら中学英語がブラッシュアップできるE-ラーニングをご案内しています。
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